「男爵領」さんの14 に行ったり行けなかったり系、ダンジョン探索RPG第2弾!『オーレクタ砂漠の魔術師』をレビューします。
謳い文句通り「ルゴーム砦の脱出」の続編です。
【ルゴーム砦の脱出】製品版レビュー 前作レビュー
ストーリー
冒険者ギルドに所属する、盗賊の少女アイシャ。
彼女がギルドから受けた仕事は……かの【大いなるレクタ砂漠】に住むという大魔術師ローウェンに、ギルドの書簡を届けるというものだった。
彼の元にたどり着くには、砂漠の中にあるレクタ遺跡を突破しなければならない。そして、その遺跡には危険な砂賊や邪教徒が潜んでいるとも言われている……
果たして彼女は、前人未到の「レクタ遺跡」を突破する事ができるのか───?引用:オーレクタ砂漠の魔術師販売ページ
主人公は前作と同じ「アイシャ」ですが、ストーリーに深い繋がりは無く「アイシャ」の冒険のひとつという感じ。
今回は砂族や邪教徒等がいる洞窟、遺跡を経由して魔術師がいる塔に到達するのが目標です。
システム
基本は前作と同じ探索ステルスRPGです。
隠れて不意打ちをするシステムや色仕掛けで誘惑するシステム、衣装変更も健在。アイシャはひ弱な盗賊なので正攻法で戦うとかなり不利になります。
変更・追加要素
前回は盗賊スキル(通常難易度)と戦士技能(高難易度)のスキルで選択する形だったけれど、今回は4つの初期スキルの中から2つを選ぶ形に。
初期スキルでも結構難易度が変わる感じですが、ゲーム開始の状態での難易度選択も普通にあり(普通に潜入か捕まって牢屋からか)。
そして、ゲームプレイには影響しないけれど、性的経験とHシーンでの二人称の変更ができる。
性的経験というのはアイシャが処女か非処女か。非処女なら初体験の内容を文章を組み合わせて作るというもの。
初体験内容は多彩な選択肢があってなかなか面白いのだけど、ゲームに影響するのは非処女かどうかのみで、それも最初のHシーンの文章がちょっと変更するだけ……タブン。
Hシーンの二人称ってのは……このゲームはゲームブック風に「君は○○した」みたいな語り口調でエロシーンの地の文も同様なのですが、前作でエロシーンでも「君」と呼ばれるのが嫌! という意見も結構ありました。で、今回は「君」と「アイシャ」の2つから選べるようになっています。
戦闘もちょっと変更されていて、前作ではデフォ戦に近い形だったけれど、今作はダイスで攻撃力が再現されています(1d4+2みたいな)。ちょっとしたピンチイベントの成否判定にも幸運値やダイスを使う型式で、よりゲームブック風味に。
ちなみに、体験版では回復アイテムもダイス型式だったけど製品版では固定値に変更されています。
他にも3レベルアップ毎に手に入るスキルポイントで特殊行動習得やステータスアップをする成長要素も追加されています。
エロシーン
シーン数は24くらい。淫乱度でのテキスト差分と一部シーン(誘惑Hなど)で衣装差分あり。
体験版では無かったけれど、製品版ではエロシーンで局部カットインがあります。
非エロ(セックスしていない)シーンでも少しだけカットイン的なCGが。
そして、やっぱり男には胸毛やすね毛が完備されています。
個人的感想・まとめ
まだ見れていないエロシーンや称号、EDがありますが、2周クリアしました。
プレイ時間は1周目が4時間くらい、2周目は2時間半ちょっと掛かりました。
ゲームの雰囲気はシリアス寄りになっている感じがしました。視覚的にも洞窟は暗いし、前作のメイド洗濯イベント的なのもないし。
協力者も少し個性が薄いです。前作のアイテム売ってくれる人が地味に好きだったんですが。
でもまあ、順当にシステムが追加、進化していて、特に周回要素が増えている感じで面白かったです。
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