くのいちが背後からバッサリ暗殺!「えのきっぷ」さんの和風ステルスRPG『くノ一牡丹』をレビューします。
ストーリー
ある日くノ一の少女・牡丹は、妹弟子の夜鈴とともにくノ一の里の長に招集される。
里長の話では彼女たちの師匠がとある任務から帰還しないという。
師匠が侵入したのは女を色狂いに変える「鬼気」と言う邪気に毒された者、通称「半鬼」が巣食う屋敷だった。
実力不足を自覚しながらも任務を背負う事になった牡丹。
師匠ですら失敗して帰らぬ屋敷に侵入し、彼女は無事に里へ帰還することが出来るのだろうか……引用:販売ページ
丁寧なあらすじがあるので、特に書くことが無いですね!
基本は主人公の「牡丹」を操作し、商人の暗殺を目指すゲームですが、少しだけ「夜鈴」を操作するパートがあります。
それと、登場場面は少ないですが、「桔梗」というくノ一の里長も登場します。
システム
基本システムは、屋敷内を徘徊している警備などを、回避、撃退しながら奥へと進むステルスRPG。
エロ同人でステルスRPGというと「ルゴーム砦の脱出」などのアイシャちゃんシリーズを想像します(私は)
ただ、レベルアップでの成長という概念が無く、背後から接近すると一撃で暗殺できるなど、アクションよりな感じ。
ステルス
敵の前方数マスに視界があるオーソドックスなタイプですが、見つかると即戦闘ってわけでもなく、怪しんで近づき、確信するとダッシュで襲ってきます。
戦闘
攻撃基本値にダイスによる補正をプラスしたダメージを与えるTRPGっぽいシステム。
通常攻撃の他には2種類の術とアイテムを使う結構シンプルな作りになっています。
成長システムも、イベントや宝箱から獲得する「攻撃UPアイテム」を集めるだけのシンプル設計。
戦闘は「面白く無い」ってことはないのですが、勝利しても全くメリットが無いのが気になるかも。ただ、暗殺がしやすく、難易度も高くはないので、ストレスは感じないかな。
戦闘=消耗、暗殺=成功、と考えると、やはりアクションっぽいと思います。
拘束システム
「発情した半鬼という敵に襲われる」イベント……といかトラップ的な感じで発生します。
牡丹の実力では倒せないので、ある程度Hなことをさせて、油断して倒そう! というシステム。
簡単に説明すると、コマンドによって「撃破確率」「牡丹の発情」「敵性欲」といった値があり、コマンドにより増加、完全にイくか敵が射精するまえに倒さなければいけない~といった感じ。
これもそれほど難しい感じではなく、戦闘の合間のミニゲームみたいな感じで楽しめます。
QTEとその他ミニゲーム
あんまり詳しく語りませんが、私は個人的にQTE(クイックタイマーイベント)が大嫌いです。
なので、このゲームの説明文に「QTE」の文字を見つけた時には、「泣く泣くスルーするしか無いか」と思いました。
まあ、実際にプレイしてみると、極々一部の敵の攻撃に、「上から降ってくる? 腕などを左右に回避する」という簡単なものでした。
たま~に挿入されるミニーゲムも、クリアできないレベルで難しいものはありませんでした。
失敗=Hイベント+ゲームオーバーなのですが、一度体験すると慣れるので、2回目にはクリア出来る感じかな(個人差があると思いますが)。
難易度
難易度はQTEが簡単か、普通かの2種類。戦闘が簡単か普通かの2種類。組み合わせ自由で、ゲーム中いつでも切り替えることが可能。
どちらも普通、普通でクリアしましたが。ほどよい緊張感(特に序盤)がありつつも、難しい! ということは無かったです。
ステルス要素やQTE、ミニゲームなど、飽きさせない作りのなかにも、クリアできないストレスを極力与えないような配慮を感じました。
エロ
まだ全シーンは見てませんが。
いろいろな要素にHシーンが絡んでいるのですが、クリアすると全シーンが開放されるので、遠慮なく本気でプレイできます。
CGでのシーンは全部で17。ですが、立ち絵とカットインを使ったシーンが……何個だろう? かなりあります。カットインといっても大きめで、立ち絵も豊富なので「もうCGと言ってもいいのでは?」って物もあります。
基本は主人公「牡丹」のシーンが中心。CGでのシーンだけで言うと全17中、後輩「夜鈴」が2、師匠の「楓」と里長の「桔梗」そしてモブが1ずつ。
プレイの傾向は、全部「無理矢理」といってもいいんじゃないかな。女(男も)を淫乱にする「鬼気」設定があるので、最終的には快楽堕ちみたいになるシーンがほとんど。
Hシーンでの見た目はそうでもないけど、夜鈴の設定や立ち絵はロリっぽいです。
リョナは、公式の説明にもあるように、四肢切断や出血などのグロはないです。青あざくらい。
リョナっぽいプレイは、スパンキングや、ムチ打ち(ムチで打たれた瞬間アナルがキュッとするのがエロい)乳踏み、などかな。Hしながら腹パン&ちんこを腹の外から掴むってのも。傷が見えるのは3シーンくらいかな。
あと、ゲームオーバー絵もアザあり&「プレイで後に内臓破裂で死亡」みたいなテキストが(直前のシーンで変化)。
販売ページにはポテ腹~と書いてあります。ですがHシーンでは、チンコでのボコ腹や、精液類似ボテしか無かったと思います。ゲームオーバー絵でボテ腹はありました。異種姦はナメクジみたいなやつの立ち絵Hが1シーンかな。機械姦は、上の夜鈴ミニゲームがあります。
一部シーンにはアニメーションもあり。エロいです。特に半鬼拘束時のピストンカットインが!
そのシーンの動画を撮ってみました。ほんのちょっと、3ピストン? だけ。体験版でも見ることができますよ。※音が出ます。
普通のCGシーン絵もエロいです。というか、テキストがすごい濃厚&長くて本当エロいです。
上の動画をでも聞こえますが、ボイスは喘ぎ声のみあり。素材ではなく、録り下ろしみたいです。
あと、拘束勝利後や特定イベント後に、立ち絵の衣服がはだけるが……すごくいい! 立ち絵は髪、着物、ふんどしの乱れと発情具合で、差分バリエーションが豊富です。
なんか、このために和風にしたんじゃない? と思いたくなります。配置されている鏡で乱れを直せるのですが、その行為も、なんかいい……。
個人的感想・まとめ
プレイ時間はそこそこシーンを回避しつつ1時間40分くらい。
ゲーム部分のボリューム的には短編ですが、エロが豊富で大満足です。
エロテキストの長さは、今までプレイした同人の「非ADV」ゲームの中でもトップレベルかも。
コメント
■バージョンアップ■
不具合修正。
回想部屋拡張。